名無し祭り'10 総評


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はじめに

皆様、名無し祭り'10お疲れ様でした。

ちなみに自分の作品はNo.15「◆56Siicm31U」の中の人でした。
まあ、曲の長さ、譜面難易度がEasyで見抜いた人もいるのでは、と思ってはいます。

一応コンセプトは2つあります。
短い曲で初心者向け」、
名無し祭参加するに当たっては確実に行なわないだろうと言うコンセプトを実行しました。
曲は1分未満。ちなみに名無し祭り歴代1分未満は史上初であると思います。
またツール難易度も3.32といかにも初心者向けの数値でもあります。

--4月18日追記分ここから--

Easy譜面でありながら、難易度的にはNormalと指摘した感想もありました。

正直に言います、ツール難易度を鵜呑みにし過ぎました。

今回3.32といかにも低い数値が出ましたが、全体的にはEasyと言えるか、
答えはNoに近い。
何故ならこんな低く出てしまうのは曲が短いからである。
ツール難易度が正しく出るのは大体1分40秒から3分、長くて4分までであり。
短いとその分、数値は低い。そのためこのぐらいの難易度を3分にするとツール7ぐらいは
行くのではないかと思います。
前例としてNo.304のデスマウンテン、曲長は1分09秒とこれもかなり短いですが、
そのためにかなり中級者向け配置にもなっているにもかかわらずツールは5.32という低い数値が出ている。
今回はその反省点を踏まえたいと思います。

短い曲(1分39秒以下)の場合はツール難易度から1.75〜2倍あたりにするのが妥当と考えました。(基本1.5倍)
難易度は5と表記していますが、6〜8はあるかと思います。

--4月18日追記分ここまで--

まあ、易譜面であって投票にも苦戦するほど厳しく、
順位としては期待できないだろうとは自分でも覚悟の上でした。
ただ今回の目的は各レビューの反応です。
これは今年の名無し祭りサイトが立ち上がる前から考えていました。
たとえ悪い評価でも、色々と得する事はあるので。
意見も取り入れながら参考にしていきたいとは思っています。
(もっと難しくしろという意見は取り入れませんのでご注意。)

ちなみに倍速変化は単なるオマケです。

--どうでもいいことですが…名無し祭りのNo.15のある噂
作品番号15番は名無し祭り歴史上、不振の番号とも言われています。
ランダムで決めているとはいえ、偶然に過ぎません。
まさか今年は自分がこの番号に割り当てられるとは思ってもいませんでしたww
(15番は去年は最下位、他も最下位にやや近い方の順位です。)
今年もこのインパクトではまた同じであろうと思います。自分も0票予想してますしね。
来年は誰かがこの15番不振伝説を打ち砕いてくれる事を願いますよ。もしくは15番を欠番にするか(ry


今年の祭りの総評

1.今年の全体的な作品

今年は49作品と、去年(55作品)より6作品減っていますが、
やっぱり今年もレベルは高く、どの作品も面白い譜面が多かったです。
丁寧に作りこまれていてみんな気合が入っているように思えます。
中にはこだわりが見える譜面もあったかもしれません。
完成度も非常に高く、イベントに出せば高評価が得られる感じや、
さらには祭りの最終日や大トリにも相応しい譜面もありました。

2.ソースの統一について

去年までは主催者が指示したソースを制作者が各自に用意して制作する流れでしたが、
今年は主催者側からソースを提供して全作品ソースが統一された事により、環境ズレに関しても解決し。
環境ズレによる弊害にも悩まされる事もなくなりました。
(四分間隔ズレもある作品もありましたがそこは制作者の問題)
ちなみに去年は環境ズレオプションの無いソース使用者(Flashソース)が何人かいたので、
評価しづらい作品もありましたが今年は全て解決されました。

主催・運営者も今年はダンおにを深く熟知している方でしたのでとても安心した点、
その事で今年は円滑に進んだと思います。
(去年は無名の方が最初から最後までやらかしておきながら挙句の果て失踪と言う暴挙に出ていた。)

次に今年において気になった点を挙げてみます。

3.曲の長さについて

今年は全体的に長い曲が多かったです。中には5分超える作品もありました。
また逆に1分台が少ないように思えます。
自分は全作品に統計を取っていましたので、平均値を出したところ、

3分5秒

秒数で表せば185秒、フレーム数で表すと11100フレームです。
明らかにダンおに界における作品の長向化現象を生じていることが分かります。
先のDOWFやLSDでも長い曲を出している作品もかなり多かったです。
ちなみにLSDでは平均3分35秒でした。

図1:今年の曲の長さ集計

図1を見ると、今年は2分台と3分台が多かったのは例年通りですが、
4分台が5作品、5分以上が3作品。逆に1分台が5作品と4分台と同じになっています。
やっぱり今年は作品の長向化が目立っていました。
去年の平均は2分45秒でした。(izkdicさん提供)

図2:過去の曲の長さの比較

過去の2008年から今年まで3回分を比較してみました。
(2007年以前は曲時間が無明記のため割愛)

まず、1分台が2008年では18作品もありましたが今年はなんと約1/4まで減少。
また2008年では一番多かった2分台も半分まで減少しています。
3分台は12作品だったのが2009年と今年では19作品まで増えています。

問題は4分台以上の作品の増加。
2007年までは4分25秒制限もありましたが16000F制限も解除された以降、
普通に作られて5分以上も多く見られますが、
今年はなんと5作品と例年に比べ多くなっています、
挙句の果てには5分台までの登場により、曲の長さ平均も3分台に突入しています。
(2009年までは5分台はゼロでした。)

結論:「長い曲でも楽しければおk」です。

4.倍速変化の使い方。
自分が採点レビューしていて自分が非常に敏感になったのは倍速変化の使い方です。
少し辛口っぽくなりますがここに書かせておきます。
ちなみに「これは俺のこだわりなんだ!」という方がいたら謝罪します。

まず初めに気になったのは。
倍速変化が急激」についてです。

作品をプレイしてみるといきなり矢印の流れが高速状態に入る。
曲のサビや盛り上がりどころであって、速度を上げていくのは使い方に適しています。

が…、
作品を見る限り使い方には問題は無いものの、
ほとんどの作品に見られたのが「変化率の過剰」です。

今回はファイル名の変更禁止が義務付けられているのでdos.txtの中を覗かせていただきました。
よく見ると明らかに倍速変化が過剰な数値である事が見受けられます。

よくあるのは1.75倍や2倍などの0.25倍単位。
酷いのは3倍にしている作品もありました。
ちなみに変化率が1.5倍までは許容範囲内にしてありますが、
初期倍速にもよりますがが2倍以上は容赦なく減点させています。
3倍なら9点も引いています。
低倍速高倍速プレイヤーにも限らず3倍はいくらなんでも変化が過剰にしか思えません。
これによって満点を付けられる譜面が倍速設定の数値が過剰で台無しになっている作品もありました。
(自分の場合は2.5〜4.25倍速でプレイしますので)

結論:「倍速変化は程々にしましょう
個人的には変化率は1.5倍までなら許容範囲です。
どうしても使いたいなら一瞬(個別変速など)か、ネタで使うだけにしましょう。
だったら遅くしろよと言いたいという方もいますが、
初期倍速1倍で16分が多い譜面は詰まってゴチャゴチャになってプレイする気が失せます。
早い話がスピチェンをOFFにすれば解決なんだけどね。

5.全体の難易度について。

難易度については難しめではあるものの、例年変わりはありません。
2008年もほとんど高難易度でしたしね。

ちなみにdos.txtで譜面データを全作品難易度ツールで計測し、
平均を計ったところ「16.90」でした。

16.90は自分の難易度表記ですと★25になります。
(16段階のカテゴリでは10に当たる。)
中〜上級者向け譜面の辺りでしょう。
参考にまで去年の平均は12.44だそうです。(izkdicさん提供)

図3:難易度ツール別集計グラフ


9〜17の層がなんと10作品以上に固まっています。
しかし今年は前述の通り曲の長向化が進んでいて、
それに伴い譜面の難易度も上昇しているのでしょう。


また今年は初級者向け譜面がありません。
15番の作品を除けば全てが中級者向け以上です。

激難譜面、ツール30以上がなんと5作品も…、
名無し祭り上までもがまさに激難譜面合作状態になっていますw
選曲も激しい曲調が多いので違和感はありませんでしたが。

左:難易度名集計 / 右:過去3年間の難易度名比較

相変わらずHardが多いです。
なんというか、選曲が激しいのを選んでいるからか、
Hardに必然的なるのは仕方は無いとは思いますが。

ちなみにツール30を超えていた作品は以下の作品です。
No.11 ◆k..k...kkk FREEDOM DiVE↓ (Tool:52.21)
No.25 ◆K7WSUMKAY6 ナナイロパンダ(32ビットフルカラーMIX) (Tool:36.94)
No.30 ◆tBYStNIMcE No namer (Tool:37.68)
No.42 ◆WQ.VO1didE CHOCO☆ (Tool:33.14)
No.46 ◆xTRemogy.2 Pure Ruby (Tool:35.33)

さらに5作品の内、なんと4作品が7Key作品です。


過去3年間の矢印数比較。
長難化しているのが分かります。
2008年は400〜599個が多かったのに対し、
2010年は1000個以上が多くなっています。


6.最後に
今年の祭りの流れは円滑でした。
去年のような大きなトラブルはなかったようですし、
順調に祭りを終わらせることが出来たようで、 来年の名無し祭り'11もトラブル無く開催を願っています。

04/20:BPM測定もしましたがなんと200以上が9作品。
最高が2番のBPM252です。
ちなみに平均165.1とかなりの高速曲が集まっていました。
別途全作品BPM表も公開しようと思っています。
(ちなみに自分はBPM70と最遅でした)




2010.4.7 蒼宮あいす:No.15「◆56Siicm31U」の中の人